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【有馬記念/兵庫GT】的場文男騎手はレイデオロV指名 川原正一騎手はキセキ◎&打倒JRA勢宣言!/ウインズ汐留

  • 2018年12月22日(土) 20時00分
 22日(土)、東京・ウインズ汐留にて、的場文男騎手(大井)・川原正一騎手(兵庫)ら出演のトークイベント有馬記念兵庫ゴールドトロフィーはお任せ!プレミアムトークショーinウインズ汐留』が開催された。

 大勢の観覧客を前に、スタートから的場節がさく裂。「よく7千回以上も勝ったと言われるけれど、4万回以上乗って、3万何千回も負けている。僕がジョッキーの中で一番負けているんじゃないかな」と言うと、5383勝を挙げている川原騎手も、「僕もかなり負けています」と応戦。ふたり合わせて121歳という超ベテランコンビによるトークショーは、開始から脱線しつつ進んだ。

 有馬記念の展望になると、会場の熱気もヒートアップ。的場騎手は「レイデオロが本命。自在性があるし、能力的に一番強いと思う」と太鼓判。またウインズ汐留は常連だそうで、先日のジャパンカップもここで的中。「まだ払い戻していないので、今日は的中馬券で買います」と笑顔で語った。

 川原騎手は普段馬券を買うことはないと言うが、「もし買うとしたら、キセキ頭でレイデオロとの一点勝負」と断言。「外国人ジョッキーのGI勝ちを川田君に止めて欲しい」と話した。

 ゲストで登場した津田麻莉奈さんは、ふたりの話に聞き入りつつも、「本命はミッキーロケット。春秋グランプリ制覇が見たいし、キセキの作り出す淀みない流れは、この馬に合っている」と大胆な予想を展開した。

 的場騎手は過去に弟弟子である内田博幸騎手と一緒に競艇に行き、揃ってオケラになったエピソードなどで笑わせつつ、話題は27(木)に園田競馬場で行われる兵庫ゴールドトロフィーの見どころへ。「もし騎乗できるとしたら、どの馬がいい?」という質問に的場騎手は、「マテラスカイ!」と即答。「地方馬を応援したいけれど、底力が違う」という理由に対し、川原騎手は「競馬に絶対はないですから。今年はアールプロセスに騎乗予定で、JRA勢を負かすのは僕の馬だという気持ちで乗ります!」と力強く宣言した。

 津田さんは「本命はマテラスカイ。京都から直線が短い園田に替わるのはプラス。対抗は地元兵庫のエイシンバランサー。このレースは1番人気と地方馬の組み合わせが多い」と分析。司会を務めた浅野靖典さんは「自在性を重視してサクセスエナジーから。対抗は軽ハンデの高知のサクラレグナム」とこちらも地方馬との組み合わせを推した。

 最後には川原騎手が「来週から東スタンドがリニューアルオープンします。年末年始はぜひ園田に遊びに来てください」とPR。尊敬する先輩との“奇跡”のトークイベントを締め括った。

(取材:赤見千尋)

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