23日、中山競馬場で行われた
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)は、中団の前でレースを進めた
池添謙一騎手騎乗の3番人気
ブラストワンピース(牡3、美浦・
大竹正博厩舎)が、直線で各馬を差し切り、外から追い上げてきた1番人気
レイデオロ(牡4、美浦・
藤沢和雄厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分32秒2(稍重)。
さらに1.1/4馬身差の3着に9番人気
シュヴァルグラン(牡6、栗東・
友道康夫厩舎)が入った。なお、2番人気
キセキ(牡4、栗東・
中竹和也厩舎)は5着に終わった。また、5番人気
オジュウチョウサン(牡7、美浦・
和田正一郎厩舎)は9着だった。
勝った
ブラストワンピースは、父
ハービンジャー、
母ツルマルワンピース、
その父キングカメハメハという血統。
日本ダービー5着、
菊花賞4着とクラシックでは無冠に終わったが、その悔しさをこの大舞台で晴らし、平成最後の
グランプリホースの座に輝いた。
鞍上の
池添謙一騎手は
ドリームジャーニー、
オルフェーヴル(2回)に続く
有馬記念4勝目。勝利数歴代トップとなった。
【
池添謙一騎手のコメント】
ずっとこの馬はGIをとれると言い続けていましたが、やっと証明することができて本当に嬉しいです。攻めて競馬をしたいと思っていたので、ゲートから少し出して行きましたが、上手に道中走ってくれていましたし、最後は詰め寄られましたがなんとか踏ん張ってくれました。まだまだこれから成長してくれると思いますし、来年はチャンピオンとして頑張ってくれると思います。
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有馬記念ダイジェスト>
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