「
有馬記念・G1」(23日、中山)
3番人気の3歳馬
ブラストワンピースが力強く抜け出してV。多彩なメンバーがそろった
グランプリを制し、待望のG1初制覇を飾った。鞍上の池添は単独トップとなる有馬4勝目。大竹師はうれしいG1初制覇となった。2着に1番人気
レイデオロが入り、3着が9番人気の
シュヴァルグラン。
武豊騎乗で話題を集めた、“障害の絶対王者”
オジュウチョウサンの果敢な挑戦は9着に終わった。
ブラストワンピースの生産者・ノーザン
ファームは今年のG1・15勝目。自身の年間最多勝記録をさらに更新した。吉田勝己代表(70)は「
ハービンジャー産駒だけに、こういう馬場が良かったんでしょう。馬も良かった。まだ
ホープフルSもありますから」と今年最後のG1にも意欲を見せる。
中島文彦場長(50)は「生まれた時から脚が内向していて、苦労した馬でした。体が立派な分、内向が不安だったけど、スタッフのおかげですね」としみじみ。ようやく手にしたG1タイトルに「一番いいところで勝ってくれましたね」とたたえた。
母ツルマルワンピースは
ハービンジャーの子を受胎中で2月下旬に出産予定。当歳はいないが、1歳には父
オルフェーヴルの牝馬がいる。
提供:デイリースポーツ