「
兵庫ゴールドトロフィー・Jpn3」(27日、園田)
前日の
ラブバレットに続き、
サンライズメジャーがゲート突進により競走除外となり10頭立てで行われ、3番人気の
ウインムートが好位から伸びて、重賞初制覇。13年の兄
ドリームバレンチノに続く兄弟制覇を成し遂げた。逃げた2番人気の
サクセスエナジーが2着、5番人気の
キクノステラが3着。1番人気の
マテラスカイは5着に終わった。
先行争いを繰り広げる
サクセスエナジー、
マテラスカイの2頭を見る形で、
ウインムートはインコース3番手の絶好の位置で追走。押し切ろうとした
サクセスエナジーをゴール前で頭差かわした。
4戦ぶりに手綱を取った和田竜は「4角での手応えが良かったから、これならと思ったが、前の馬も頑張っていたし、よく加速してくれました」と相棒を絶賛。「
ドリームバレンチノ同様奥手でしょうから、これからも頑張ってくれるはず」と重賞5勝を挙げ、10歳まで現役だった兄と重ねて、今後の活躍を期待した。
同レース4勝目となった加用師は「来年は浦和で行われるJBCス
プリントを大目標に」と大舞台への参戦を掲げていた。
提供:デイリースポーツ