武豊騎手の
JRA年間最多勝記録「212」を射程圏に入れる211勝で28日の
JRA最終日に臨んだ
クリストフ・ルメール騎手は、中山4Rを
シュバルツバルト(牡2、美浦・
加藤征弘厩舎)で勝利しタイ記録、同6Rを
マイヨブラン(牡2、美浦・
加藤征弘厩舎)で勝利し213勝の新記録を達成した。最終的に同日は4勝を挙げ、新記録は「215」勝まで伸びることとなった。特に
JRA最後の2日間は9勝とペースアップ、すさまじい追い上げでの記録達成となった。
今年の
ルメール騎手は
JRA賞の騎手の3部門(勝利数・勝率・獲得賞金)も独占。
JRA・GIの年間勝利数で7勝(京都開催だったJpnI・
JBCスプリントを加えれば8勝)の新記録を達成、
JRA年間最多獲得賞金記録も更新と他にも金字塔を打ち立てる大活躍の1年だった。
【
ルメール騎手のコメント】
今年は信じられないほど、最高の年でした。一生懸命勉強し、馬主、調教師、家族、ファンのおかげで生まれた新記録です。ありがとうございました。日本に来たときから、毎週頑張ってきました。周りからのサポートもありました。今年は
武豊騎手のことにも触れなくてはいけません。4,000勝も達成した彼はレジェンドです。私は普通です(笑)。毎週毎週応援してくれて、ありがとうございます。日本のファンが世界一です。