初年度産駒が3歳となり、2歳・3歳世代がこれまでにデビューした種牡馬
ロードカナロアは今年、
アーモンドアイが牝馬三冠と
ジャパンC、
ステルヴィオが
マイルCS、
サートゥルナーリアが
ホープフルSを制し産駒が
JRA・GIを6勝。さらに
ケイデンスコール、
ファンタジスト、
ダノンスマッシュも重賞勝ち馬となるなど、非常に強い存在感を放った1年だった。
わずか2世代の出走ながら最終的に
JRAリーディングサイヤーランキング(賞金額)では7位、勝利数では5位、勝ち馬頭数では4位となった。賞金額は23億8887万5000円で、トップの
ディープインパクトの67億7704万2000円にはまだ遠いが、2位の
父キングカメハメハの35億0919万9000円には来年もっと近づけるだろう。既に
キングカメハメハの後継種牡馬の中ではトップに立っている(3世代が出走した
ルーラーシップが8位)。
今年は
JRA顕彰馬にも選定された短距離界の絶対王者が、父としても実力を証明した2018年だった。