「東海S・G2」(20日、中京)
チャンピオンズCを
ルヴァンスレーヴ、
東京大賞典を
オメガパフュームと、昨年暮れのG1を3歳馬が連勝。一気に世代交代が進んでいるダート界。そこへもう1頭、新星として大きな期待を寄せられている馬がいる。目下5連勝中の
インティだ。
既走馬相手のデビュー戦こそ9着に敗れたが、そこから負けなしの快進撃。しかも、いずれもワンサイドの圧勝劇で、7、4、4、10、5馬身差と計5戦で2着に30馬身差をつけて一気にオープンまで駆け上がってきた。そして、今回が重賞初挑戦。いよいよ大舞台でベールを脱ぐ時がやってきた。
いやが応でも注目が集まる一戦。だが、野中師は「正直、今回は期待より不安の方が大きいかな。エンジンはすごいけど、まだボディーがついてきていない。今までとはメンバーが違うし、試金石の一戦でしょう」と挑戦者としての立場を強調。それでも「相変わらず調教は動かないけど、前走より上がっているよ」と仕上がりには自信を持っている。
引き続き騎乗する
武豊は「全て圧勝だからね。メンバーが強くなるけど、どれだけやれるか楽しみ」と期待を口にする。破竹の6連勝で重賞初制覇なれば、ダート界に新たな風が吹く。
提供:デイリースポーツ