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【2019年短距離路線展望】王者が不在となったが明け4歳にタレント揃い

  • 2019年01月15日(火) 12時11分
 2019年の芝短距離路線は、2018年の高松宮記念スプリンターズSを制した最優秀短距離馬ファインニードルの引退で大混戦模様となりそうだ。2018年は日本国内で4戦4勝と敵が見当たらない状態だった同馬が不在となり、明け4歳勢に飛躍の期待をかけたい。

 その筆頭が京阪杯を制したダノンスマッシュ(牡4、栗東・安田隆行厩舎)。1200m戦では2-1-0-0と底を見せていない。スッと好位につけられる競馬センスとスピードに、トップスプリンターの片鱗を感じさせる。2019年はシルクロードSから始動予定とのことなので、まずはここで次期短距離王への足場を固めるような走りを見せてほしい。

 スプリンターズSで2着のラブカンプー(牝4、栗東・森田直行厩舎)にも注目。こちらも1200m以下は2-6-1-0と素晴らしい成績を収めている。押せ押せのローテーションだったスプリンターズSでも一旦は完全に抜け出すシーンを作っていた。明け4歳の成長力を加味すればこちらも頂点を狙える存在だろう。

 阪神C2着のミスターメロディ(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)は、1200mの経験こそダートの1戦のみだが、先行力があるので適性は高そう。急坂も苦にしないので、高松宮記念スプリンターズSのいずれの舞台も合っているだろう。こちらは阪急杯から始動予定。

 マイル戦線は、3歳にしてマイルCSを制したステルヴィオ(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が中心となるだろう。2019年は中山記念から始動する予定。マイルCS2着のペルシアンナイト(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は引き続き有力で、モズアスコット(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)の巻き返しも必至だろう。

 明け4歳の成長力も加味して注目したいのはパクスアメリカーナ(牡4、栗東・中内田充厩舎)。休み明けのリゲルSを圧勝、今年に入り京都金杯で重賞初制覇、右回りの芝では全く底を見せていない。

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