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セイウンコウセイら、シルクロードS厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2019年01月25日(金) 14時10分
 京都競馬場で行われるシルクロードS(GIII・ハンデ・京都芝1200m)に美浦から出走する注目馬4頭について、追い切り後の各調教師のコメント。

セイウンコウセイ(牡6・美浦・上原博之)について、上原調教師。
「年齢を重ねてここのところスタートダッシュというか、二の脚がつかないので、先週はブリンカーを着けてゲートから出して覚えさせました。だいぶ行きっぷりは良くなってきていると思います。そのあたりもジョッキーに確かめてほしかったので、最終追い切りに乗ってもらいました。輸送もあるので終いの動きを見る感じでと指示をしましたけど、持ったままで良い時計を出していますし、行きっぷりが良くなっていると池添騎手も言っていました。

 最終追い切りとしては良い形でできたと思いますし、この時期の方が良いタイプですね。今週は気合いがだいぶ乗ってきていましたし、ましてやジョッキーが乗ったらなおさらだと思うので、オーバーワークを避ける意味で、最終追い切りではブリンカーを着けませんでした。実践では着けて臨みます。先行して良いタイプですし、トップハンデ(58キロ)を背負うのでスタートを決めたいですね。

 今の京都は馬場が荒れてきていますが、この馬は気にするタイプではないのでこなしてくれるでしょう」

ペイシャフェリシタ(牝6・美浦・高木登)について、高木調教師。
「前走(カーバンクルS・OP・4着)はしっかり走ってくれていましたが、いかんせん時計が速かったですね。道中は行けないところもありましたが、控えて差す競馬を教え込んでいましたので、そういう意味では自分の競馬はできたと思いますし、前が止まらない馬場でしたので仕方ないですね。

 斤量も手頃(54キロ)ですし、今の京都はさほど高速馬場ではないので、ハンデ差を生かして頑張ってほしいです。状態は安定していますね」

リョーノテソーロ(牡4・美浦・武井亮)について、武井調教師。
「前走(淀短距離S・OP・6着)は直線で内を突いたのですが、詰まってしまいました。ジョッキーは進路があいていれば、突き抜けていただろうと言っていました。間隔が詰まっていますが、状態は前走と同じくらいで臨めそうですし、レース振りもだいぶ良くなってきていますので、スムーズなら楽しみはあると思います。

 ただブリンカーを着けてからゲートが悪くなってきましたので、金曜日に確認をする予定です」

キングハート(牡6・美浦・星野忍)について、星野調教師。
「前走(カーバンクルS・8着)は、出遅れがすべてでしたね。今回はゲート練習もしていて、先週はゲートの中でうるさいところを見せていましたけど、今週は大人しくしていました。

 最終追い切りは良い動きでしたし、ゲートさえまともに出ればやれると思うんですけどね」

(取材・文:佐々木祥恵)

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