「
東京新聞杯・G3」(2月3日・東京)
伝統のマイル重賞に藤沢和勢3頭がスタンバイ。
サトノアレス、
タワーオブロンドンに加えて、注目を集めるのは2年前のダービー馬でG12勝の
レイデオロの全弟
レイエンダだ。
デビューから3連勝を挙げた昨年7月の函館でトレーナーは「お兄ちゃんと走ります」と今後の展望を語っていたが、続く
セントライト記念では2着に敗れ、
天皇賞・秋での兄弟対決は白紙になってしまった。休み明けだった前走のチャレンジCでは、スタートで寄られて後方からとなり、道中で脚を使って、最後は伸び切れずに6着に終わった。
明けて4歳の始動戦は、マイル戦が選ばれた。ここまでの経験距離は最も短くて新馬戦の1800メートル。23日の1週前追い切りに騎乗した北村宏は「コントロールが利いて乗りやすい馬ですね。東京のマイルなら力が出しやすいのかと思います」とむしろ歓迎している。
「1週前追い切りの動きは良かったし、状態はいいね。前走は出っ端がかなり悪くて残念だったが、その割にいい競馬をしている」と師も楽しみな様子。兄に少しでも近づくためにも、まずは重賞初タイトルを頂くつもりだ。
提供:デイリースポーツ