2月17日に東京競馬場で行われる
フェブラリーS(GI・ダ1600m)。今年最初の
JRA・GIとなるダート王決定戦は、注目ポイントも多く例年以上の盛り上がりを見せそうだ。
藤田菜七子騎手のGI初騎乗のパートナーとなることが決定した
コパノキッキング(セ4、栗東・
村山明厩舎)は、オイシン・マーフィー騎手の騎乗で前哨戦の
根岸S(GIII・ダ1400m)を完勝し優先出走権を獲得。距離延長、初の左回りをものともせずに、昨年10月の
藤森Sからの4連勝を達成した。本番でも上位人気となるだろう。その
根岸S組からは2着
ユラノト(牡5、栗東・松田国英厩舎)、8着
サンライズノヴァ(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)なども
フェブラリーSに出走する見通し。
同じく勝ち馬に優先出走権が与えられる
東海S(GII・ダ1800m)からは、完勝した
インティ(牡5、栗東・
野中賢二厩舎)が有力候補となる。
武豊騎手が騎乗し、デビュー2戦目の未勝利戦から6連勝で重賞初制覇を飾った。この組からは12着
アンジュデジール(牝5、栗東・
昆貢厩舎)らも出走予定。
年末の大一番・
東京大賞典(GI・ダ2000m)からは1着
オメガパフューム(牡4、栗東・
安田翔伍厩舎)、2着
ゴールドドリーム(牡6、栗東・
平田修厩舎)も当然上位人気を形成するだろう。既にGIで結果を残している実績馬が新星相手に貫禄を見せられるか。
その他、
すばるS(リステッド・ダ1400m)を勝利した
サクセスエナジー(牡5、栗東・
北出成人厩舎)、
チャンピオンズC(GI・ダ1800m)で3着の
サンライズソア(牡5、栗東・
河内洋厩舎)らも出走を予定。
また、昨年の
JRA賞最優秀ダートホースの
ルヴァンスレーヴ(牡4、美浦・
萩原清厩舎)、
チャンピオンズCで2着の
ウェスタールンド(セ6、栗東・
佐々木晶三厩舎)は回避する。
レッツゴードンキ(牝7、栗東・
梅田智之厩舎)は芝の
阪急杯との両睨み。
ポルックスS(OP・ダ1800m)を圧勝した
テーオーエナジー(牡4、栗東・
宮徹厩舎)は同月11日の
佐賀記念へと向かう見通し。