JC3着の後は一旦放牧へ出され、2月2日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩した
スワーヴリチャード(栗東・
庄野靖志厩舎)。今朝7日は今年の始動戦となる
中山記念(2月24日・中山芝1800m)に向けた2週前追い切りを行っている。
開場から5分ほど経った時間帯のCWコースに
アルテヴェルト、
ダイシンカローリとともに入場。前2頭はほぼ併走、それを4馬身ほど後ろから追いかける形だったが、かなり前向きな感じで、手綱を緩めるといつでも追いつきそうな勢いだった。
そこはしっかりなだめられて、前半はゆっくりと追走。ただ、4コーナーで大外を回り、最後の直線ではかなり気持ちが乗っていて、抑えるのに必死という感じ。追いついたところで我慢し、ゴールでは同入という形になった。
時計は6F82.7〜5F66.8〜4F51.5〜3F37.5〜1F12.2秒。時計はいくらでも出るタイプなので、ここは数字よりもラップの踏み方。きれいに加速していっており、この感じでレースに向かっていければといったところだろう。
(取材・文:井内利彰)