千葉県競馬組合は8日、
船橋競馬場所属の
石崎隆之騎手(千葉県騎手会所属)が、騎手免許の更新を行わないことを発表した。現在の免許が失効する3月末で現役生活を終えることになる。同騎手は昨年7月17日、
浦和競馬場での騎乗を最後に実戦での騎乗から離れている。
石崎騎手は北海道出身、1956年1月29日生まれ、63歳。服色は「胴桃・右緑たすき、袖緑」。初騎乗は1973年7月11日の船橋1R(
ミヤシロクイン・4着)、初勝利は1973年8月28日の船橋7R(コンソート)。これまでの重賞勝鞍数は189で、そのうち1つは
アブクマポーロに騎乗した1997年の
JRA・東海
ウインターS。
地方競馬通算成績は36121戦6269勝で歴代3位の勝利数、9度の
地方競馬全国リーディングにも輝いている。
JRAでも74勝を挙げ、1994年にはワールド
スーパージョッキーズシリーズ(現在の
ワールドオールスタージョッキーズ)で優勝を果たした。