前走
ホープフルS5着の後もしばらく栗東に在厩した
ブレイキングドーン(栗東・
中竹和也厩舎)。それから放牧へ出されており、2月8日に大山ヒルズから栗東へ帰厩している。
今朝13日は次走予定の
弥生賞(3月3日・中山芝2000m)に向けた2週前追い切り。CWコースで単走という内容だったので、さほど強くない負荷で行われるだろうと推測していた。
実際、道中のフットワークはゆったりしたもの。しかし、ラップ自体はそれなりに速くて、3コーナーから4コーナーを駆け抜けていく時のリズムもいい。力むなども一切なく、いい感じで最後の直線に向くと、ゴールへ向かって、しっかりと伸びていった。
時計は6F82.6〜5F67.6〜4F53.0〜3F39.3〜1F12.2秒。個人的には前走時のCW追い切りよりも質の高い走りといった感じ。ほんの2ヶ月ほどで動きに変化が出るのは3歳だからこそ。これなら来週、再来週と、もっと魅力的な動きを見せてくれそうな気がする。
(取材・文:井内利彰)