第1回小倉競馬を盛り上げる名物レース。小回りコースで行われるハンデ戦だけに難解で過去10年で1〜3番人気馬は4勝2着3回3着2回と波乱傾向だ。今年の場合は逃げ、先行馬が多く展開も重要なポイントになりそうだ。
人気の盲点になりそうな◎
エアアンセムを狙う。8歳となり大きな上がり目は望めないが、昨年夏の
函館記念で重賞初勝利。強敵相手の
オールカマーでも4着と健闘し、
福島記念では1番人気(結果は3着)を背負った馬だ。前走の
中山金杯はゲートのタイミングがあわずに不本意な競馬となったが、それでも出走メンバー中最速のあがりタイムでコンマ2秒差まで追い上げている。巻き返しに期待したい。
中山金杯3着○
タニノフランケルは、その血統的背景から早くから期待されていた馬だ。これまで、重賞では良績を残せなかったが、自分の競馬が出来れば通用することを前走で証明して見せた。小倉競馬場は1戦1勝。今回と同距離の
西部スポニチ賞を好時計で勝っているのも強調材料だ。
小倉巧者の▲
レトロロックにも注目だ。小倉競馬場は6戦して4勝2着1回。1800mコースに限っては4戦3勝2着1回。
小倉日経オープンの2馬身差完勝も含まれており、侮れない。
小回りコースで良績を残している△
スティッフェリオや、4歳世代の△
ケイティクレバー、
京都金杯で進境を見せた△
マイスタイルは
福島記念の2着馬でもある。