大阪杯やドバイ遠征の前哨戦として、GI馬5頭が登場。豪華メンバーの一戦を制するのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■2/24(日)
中山記念(4歳上・GII・中山芝1800m)
ディアドラ(牝5、栗東・橋田満厩舎)は2017年の
秋華賞馬。昨年はGI制覇こそなかったものの、
ドバイターフで3着、
香港Cで2着と海外でも力を見せた。今回は
香港C以来のレースとなるが、調整は順調で斤量も54キロと有利。今年も
ドバイターフに参戦予定だけに、勝って弾みをつけたいところだ。
スワーヴリチャード(牡5、栗東・
庄野靖志厩舎)は昨年の
大阪杯覇者。今春は
ドバイシーマクラシックを目指す。
ジャパンC(3着)以来の休み明けで斤量58キロ、これまで結果が出ていない中山コースと、強敵相手にマイナス材料は多いが、海外遠征を前に簡単に負けるわけにはいかない。
ステルヴィオ(牡4、美浦・
木村哲也厩舎)は昨秋の
マイルCSで古馬を破りGI初制覇を果たした。今年は
丸山元気騎手との新コンビで始動。このあとは
大阪杯に向かう予定だ。調整も順調で、強い年長馬が相手でも勝ち負けを期待したい。
エポカドーロ(牡4、栗東・
藤原英昭厩舎)は昨年の
皐月賞を制し、続く
日本ダービーでも2着に入った。秋は
神戸新聞杯で4着、
菊花賞で8着という結果に終わったが、前者はスタート後の躓き、後者は距離が敗因なのは明らか。一息入れたここでの巻き返しを期待したい。
その他、
秋華賞9着以来の
ラッキーライラック(牝4、栗東・
松永幹夫厩舎)、昨年の覇者
ウインブライト(牡5、美浦・
畠山吉宏厩舎)、
ジャパンCで7着の
ハッピーグリン(牡4、北海道・
田中淳司厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。