ホープフルS5着の後、一旦放牧を挟んだ
ブレイキングドーン(栗東・
中竹和也厩舎)。栗東へ戻ってきてから、順調に追い切りを消化しており、今朝20日は
弥生賞(3月3日・中山芝2000m)に向けた1週前追い切りを行っている。
先週の追い切りでも感じたことだが、馬場に入ってから、キャンターの行きっぷりが以前よりも良くなっていて、スピード乗りがいい。これなら先週と同じ感じでゴール前もしっかり伸びると思われたが、4コーナーから直線に向くところで少しもたつくような動きに見える。
最後の直線も重心が沈むというよりは、少し浮つくような走りでフィニッシュ。時計は6F83.2〜5F68.8〜4F54.8〜3F40.8〜1F12.6秒なので決して悪くなかったが、見た目としては先週の方が良かった。
ただ、栗東は19日が一日中雨。ウッドチップもその影響を受けているので、フットワークの大きな同馬にとっては、少し走りにくい状況だったのかも知れない。来週の馬場状態は分からないが、あらためて最終追い切りに注目してみたいところ。
(取材・文:井内利彰)