阪神JF9着の後、2番人気に支持された
紅梅Sでは4着に終わった
レッドアネモス(栗東・
友道康夫厩舎)。前走後は一旦放牧へ出されており、次走は
フィリーズレビュー(3月10日・阪神芝1400m)を予定。今朝20日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
濃霧のCWコースで2頭併せ。濃い霧で、向正面では動いている程度しか双眼鏡で確認できなかったが、3歳新馬と併走した状態でラップはゆったりめ。以前ならガンガンとスピードに乗っていくイメージだったが、そのあたりはおとなしさが出てきたのかもしれない。
そのままの形で最後の直線に向くが、手応えとしては余裕があるまま。ラスト1F標識のところで追い比べになるが、ここでの反応はひと息。楽に相手を交わすと思われたが、最後まで前に出ることはなかった。
時計は6F85.3〜5F69.5〜4F54.6〜3F40.6〜1F12.7秒。この時計でこの動きは本当に意外。帰厩して間もないだけに、時計はヨシとしても、だったらもっと楽に動いて欲しかったというのがこれまでのイメージ。ただ、前日に降った雨の影響と濃霧で走りにくかったという要因があるかもしれないので、来週以降の動きにも注目してみたい。
(取材・文:井内利彰)