東西トレセンで20日、新人騎手8人への記念ムチ贈呈式が行われた。栗東では
岩田康誠の次男・
岩田望来騎手(18)=栗東・藤原英=が「一鞍一鞍を大切に。より多くの勝ち鞍を挙げたい」と力を込めると、齋藤新騎手(18)=栗東・安田隆=は「新人賞は目標ではなく通過点。日本人が勝っていない
凱旋門賞を勝てるジョッキーになりたい」と意欲を口に。また、世界13カ国での騎乗経験を持つ藤井勘一郎騎手(35)=栗東・フリー=は「結果を出すことに専念して、海外など大きなレースで活躍できるように頑張りたい」と抱負を語った。
一方、美浦では3騎手にムチが手渡された。JRA競馬学校の教官を務める小林淳一元騎手の次男・
小林凌大騎手(18)=美浦・小西=は、「父には自分が悩んでいる時、真摯に向き合ってもらいました。関係者に信頼され、多くの騎乗依頼を頂けるような騎手になりたい」と決意を新たにしていた。
提供:デイリースポーツ