中山11Rの天皇陛下御在位30年御慶祝第93回
中山記念(4歳以上GII・芝1800m)は5番人気
ウインブライト(
松岡正海騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分45秒5(良)。クビ差の2着に6番人気
ラッキーライラック、さらにアタマ差の3着には2番人気
ステルヴィオが入った。
ウインブライトは美浦・
畠山吉宏厩舎の5歳牡馬で、
父ステイゴールド、
母サマーエタニティ(母の
父アドマイヤコジーン)。通算成績は17戦7勝。
〜レース後のコメント〜
1着
ウインブライト(
松岡正海騎手)
「いい馬の後ろにつけられればと思っていましたが、
エポカドーロの後ろにつけられて良い感じで行けました。走れる体になって成長しています。教えてたことに応えてくれるようになりました。無理せずに我慢してきたことも良かったのだと思います。時計(勝負)には完成度が上がれば対応できると思っていました。馬には感謝しかありません。もう申し分ないですね。馬が自分のやるべきことをわかっているんです」
2着
ラッキーライラック(
石橋脩騎手)
「しっかり走りきれるよう、馬の気分優先で乗りました。斤量が53キロということもあって馬に任せて行かせたところ、気分良く走ってくれました。あと少しだったのですが、坂を上ったところでとらえられてしまいました。負けはしましたがこの先が楽しみです」
(
松永幹夫調教師)
「
秋華賞で惨敗して、ずるずるいってしまったら嫌だなと思っていましたし、しっかり立て直しました。今日は勝ち馬が強かったですが、最後まで頑張ってくれました。次は様子を見て考えます」
3着
ステルヴィオ(
丸山元気騎手)
「ペースが早かったですし、もう少し抱えるところが欲しかったです。それでも最初は突き抜けるくらいの手応えでした。坂を上ってから脚いろが同じになりましたが、休み明けだったことを考えればよく走ってくれました」
4着
スワーヴリチャード(
庄野靖志調教師)
「3コーナーから4コーナーでのめっていましたが、最後はジリジリと伸びています。去年の秋よりは状態が良くなっていたので、負けたのは休み明けのぶんかと思います。ドバイに関しては、様子を見てから決めます」
5着
エポカドーロ(
戸崎圭太騎手)
「良い感じだったのですが、タイムがかかる馬場のほうがこの馬には良さそうです。去年の秋よりは雰囲気が良くなっていて、展開も良かったので
皐月賞のイメージで乗ったのですが......」
6着
ディアドラ(C.
ルメール騎手)
「ペースが流れてこの馬の瞬発力が生かせませんでした。もう少し柔らかい馬場のほうが良さそうです」
7着
マルターズアポジー(武士沢友治騎手)
「前走の影響があるのかなと思っていましたが、今日は自分の競馬ができました。まだまだ元気で走れそうです」
ラジオNIKKEI