京都記念3着後も栗東に在厩して調整を続けている
マカヒキ(栗東・
友道康夫厩舎)。次走は
大阪杯(3月31日・阪神芝2000m)の出走を予定しており、今朝27日はレースに向けた本格的な追い切りを開始している。
DPコースで
ジュンサロベツとの併せ馬。6F標識地点では2秒以上追いかけるような形でスタート。これを3、4コーナーで一気に差を詰めていき、最後の直線は内から前へと迫っていく。
残り300mあたりからは自然と加速していく形で前へ追いつき、最後はきっちり交わして先着だった。時計は6F82.6〜5F66.0〜4F50.4〜3F36.7〜1F11.4秒。時計の出やすいポリトラック馬場なので、数字としてはこんなものだろう。
ただ、現時点でトラック馬場での併せ馬による負荷をかけてきたところが前走時とは違う。併せ馬こそが
マカヒキの本来の姿という印象もあるだけに、次週以降の追い切り内容にも注目してみたい。
(取材・文:井内利彰)