阪神ジュベナイルF(GI)4着から
桜花賞トライアルの
チューリップ賞(GII・阪神芝1600m)に臨む
シェーングランツ(牝3・美浦・
藤沢和雄)が、27日(水)にウッドチップコースで最終追い切りを行った。前にいた2頭には追いつけず、単走の形になった。追い切り後の藤沢調教師のコメント。
「前走は内枠でゴチャつきましたが、最後外に出してよく差を詰めてきたと思います。今週(2/27)の追い切りは前の2頭が行ってしまいましたが、この馬もゴールを過ぎてからもしっかりやっているので問題ないでしょう。うるさい面が出てくる血統ですが、この馬は姉(
ソウルスターリング)と違いゆったりしていて、その分最後も脚を使えます。
先々週は20キロほど体重が増えていましたが、前走時に輸送で体が減っていたのが戻った分もありますし、先週しっかり追って徐々に締まってきました。あとは輸送でちょうど良くなるのではないかと思います。関西への輸送は2回目ですし、スムーズな競馬ができればいいですね」
(取材・文:佐々木祥恵)