6日、
大井競馬場で行われた第10回
フジノウェーブ記念(4歳上・ダ1400m・1着賞金1300万円)は、好位でレースを進めた
坂井英光騎手騎乗の1番人気
キャプテンキング(牡5、大井・
的場直之厩舎)が、直線に入って抜け出し、内を突いて脚を伸ばした2番人気
キャンドルグラス(牡5、船橋・
川島正一厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分25秒9(不良)。
【
坂井英光騎手のコメント】
「前走でこの馬の力を自分なりに把握していたので、今日は自信を持って乗りました。思った通りの3頭が(先に)行って、その後ろあたりをペース次第でと思っていたので、思い通りの競馬でした。クラシックでは乗ってませんでしたが、その当時から、もう少し短い距離がいいんじゃないかというイメージを持っていて、やはり1400が彼にとってベストなようです。
フジノウェーブには一度(このレースの前身の2012年東京ス
プリング盃)勝たせて頂きましたし、大井競馬にとっても宝のような馬ですので、自分もこのレースは大井のジョッキーとして勝ちたいレースでした。(的場直師は騎手時代の同期で、)立場が変わってこうして依頼が頂けるのは本当に嬉しいことです」
【
的場直之調教師のコメント】
「位置取りがすごく良かったと思います。流れに乗れていましたし、手応え良くいい感じで4コーナーを回れましたので、行けるなと思いました。レース展開については予想通りでしたが、今日は坂井君にお任せしようと思っていました。
馬はここ最近ずっと順調に来ていましたので、いい状態で出せたと思います。(
東京スプリントの優先出走権については、)馬の状態を見て、調子次第ですが、今のところは(次走は)未定です」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)