「
阪神スプリングJ・JG2」(9日、阪神)
単勝1・1倍の圧倒的1番人気に支持された“ハードル界の絶対王者”
オジュウチョウサンが、ファンのアツい声援に応えた。
好ダッシュを決め、道中は好位を追走。昨春の
中山グランドJ以来、久々の障害復帰とあってかやや飛越に戸惑いも見られたものの、無難にクリアして最後の直線へ。逃げ粘っていた
タイセイドリームを最終障害後にきっちりかわし、持ったままで2馬身半差のVを決めた。
オジュウ見たさか、この日、詰めかけた観衆は前年比129・9%の1万5995人。石神は「久々の障害戦ということもあって、何カ所か飛越でミスがあったし、手応えもそれほど良くありませんでした。それでも、体幹の強さと柔軟さでカバーしてくれました」と振り返った。
これで障害競走10連勝。今後について和田郎師は「状態を見てから決めたい」と前置きした上で「選択肢としては
天皇賞・春(4月28日・京都)を考えていますが、(出走予定馬の動向を見て)出走できなければ
中山グランドJ(4月13日・中山)になりそう」と見通しを語った。
提供:デイリースポーツ