17日に阪神競馬場で行われる
阪神大賞典(4歳上・GII・芝3000m)を種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる6回の馬券絡みは
ステイゴールド。5回で
ハーツクライが、3回で
ディープインパクト、
ヤマニンセラフィムが続く。
ステイゴールド産駒は4-2-0-2で、複勝率75.0%、複勝回収率93%。
ゴールドシップが13年〜15年まで三連覇を果たしているほか、10年
ジャミールが4番人気2着、12年
オルフェーヴルが1番人気2着、18年
レインボーラインが3番人気1着となっている。圧倒的人気馬が多かったせいで複勝回収率こそ93%止まりだが、このレースとの相性は極めて良い。着外2頭のうち、16年の
マイネルメダリストは8番人気5着と人気を上回る健闘をみせていた。
今年は
コルコバード、
ステイインシアトルが出走予定。また、「
ステイゴールド系」という意味では、
ナカヤマフェスタ産駒の
ヴォージュにも注目しておきたい。
ハーツクライ産駒は2-3-0-5で複勝率50.0%、複勝回収率73%。2頭に1頭は連対しており、
ステイゴールドに負けず劣らず、このレースへの適性は高い。12年に
オルフェーヴルを破る金星を挙げたのも
ハーツクライ産駒の
ギュスターヴクライだった。今年は
アドマイヤエイカン、
カフジプリンスが出走予定。