本日14日に
名古屋競馬場で行われる
名古屋大賞典(4歳上・JpnIII・ダ1900m・1着賞金2100万円)。交流重賞では初めて女性騎手が競演するなど話題の一戦に。過去10年で地方馬として馬券内入ったのは、2017年に3着した
カツゲキキトキトのみと中央勢が圧倒。今年は中央馬5頭を含む12頭が出走する。
武豊騎手が騎乗するグリム(牡4、栗東・
野中賢二厩舎)は、前走の
名古屋グランプリで3着に敗れたものの、先着を許した2頭は今年の
川崎記念覇者の
ミツバと昨日の
ダイオライト記念を制した
チュウワウィザード。
レパードS、
白山大賞典に続く重賞3勝目を狙う。
前走の
佐賀記念をレースレコードタイで制し、重賞初制覇を果たした
ヒラボクラターシュ(牡4、栗東・
大久保龍志厩舎)は、これまでの5勝がすべて右回りでのもの。昨年の
レパードSではクビ差でグリムの2着となっており、リベンジなるか。鞍上は
福永祐一騎手。
昨年度の兵庫
年度代表馬に選出された
マイタイザン(牡6、兵庫・
新井隆太厩舎)は、昨年から7戦して重賞4勝を含む6勝を挙げている。特に前走の
梅見月杯は2着馬に1.3秒差をつける圧勝劇となった。デビューから鞍上を務める
杉浦健太騎手とのコンビも心強い。
アナザートゥルース(セ5、美浦・
高木登厩舎)は、前走の
アレキサンドライトSが、早め先頭に立って押し切る強い内容。半兄はGI/JpnIで3勝を挙げている
サウンドトゥルーだけに、重賞初挑戦でも期待したいところ。
他にも前走の
仁川Sを快勝している
テルペリオン(牡5、栗東・
寺島良厩舎)が出走し、女性騎手の
木之前葵騎手と
宮下瞳騎手は、それぞれ
カツゲキライデン(牡8、愛知・
錦見勇夫厩舎)、
リョーシンヒナタ(牝6、愛知・
塚田隆男厩舎)に騎乗する。
12:00時点でのオッズは以下の通り。発走は16:20。天候は晴れ、馬場は稍重となっている。
※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 グリム
武豊 2.0
2
ヒラボクラターシュ 福永祐一 2.8
3
テルペリオン 松若風馬 5.2
4
アナザートゥルース 大野拓弥 10.9
5
キクノルア 浜中俊 24.9
6
マイタイザン 杉浦健太 37.2
7
ブランニュー 岡部誠 213.2
8
リョーシンヒナタ 宮下瞳 243.5
9
カツゲキライデン 木之前葵 249.2
10
サザンオールスター 大畑雅章 288.5
11
エスタシオン 丸野勝虎 320.7
12
ラモントルドール 加藤誓二 331.1