19日、
大井競馬場で行われた隅田川オープン(4歳上・ダ1600m・1着賞金610万円)は、中団で進めた
御神本訓史騎手騎乗の6番人気
ハッピースプリント(牡8、大井・
森下淳平厩舎)が、直線で外から鋭い伸び脚で各馬を差し切り、最後は2着の7番人気
トーセンブル(牡4、船橋・
山中尊徳厩舎)に1.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1:40.6(良)。
ハッピースプリントは2014年の
東京ダービー以来の
大井競馬場での勝利となった。
【
御神本訓史騎手】
「今日は適距離ではないですし、半信半疑で手探り状態でした。向正面までは馬も様子を見ながら走ってる感じでしたので、それに合わせたら、4コーナーあたりでガチッとハミを噛みました。手応えから、前は捕まえられると思いましたが、加減してしまうのではと心配したんですが、弾けてくれて。そうなるとエンジンが違いますね。
名古屋を使って馬がよくなっていると聞いていました。年齢的な衰えは感じません。時計も優秀でしたし、距離伸びて千八、二千でもっと良くなりそうです。頭がいい馬で、身体の使い方も上手いので、若干弱い部分があるところを補正して、さらに上げて行ければ、まだまだ活躍するチャンスがあると思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)