2000年の
高松宮記念を制した
キングヘイローが19日、けい養先の北海道新冠町・優駿スタリオン
ステーションで、老衰のため死亡した。24歳だった。
デビューから3連勝し、1998年のクラシックで活躍したが、
皐月賞2着、ダービー14着、
菊花賞5着と結果を出せなかった。その後は試行錯誤を繰り返し、99年の
スプリンターズSで初めて1200メートルに挑戦して3着すると、翌春の
高松宮記念では、4頭が並ぶゴール前の接戦を首差で制し、待望のG1初制覇を果たした。01年に種牡馬入りし、06年の
オークス、
秋華賞馬
カワカミプリンセス、09年の
スプリンターズS、
高松宮記念を制した
ローレルゲレイロなどを送り出した。
同
ステーションの山崎場長は「けさ亡くなりました。このところ急に弱ってきて…。昨年まで種付けをしていたので、残念ですね」と肩を落としていた。
提供:デイリースポーツ