20日、
大井競馬場で行われた第42回
京浜盃(3歳・ダ1700m・1着賞金2000万円)は、中団の前でレースを進めた
御神本訓史騎手騎乗の3番人気
ステッペンウルフ(牡3、船橋・
佐藤賢二厩舎)が、直線で馬群の間を割って先頭に立ち、最後は2着の2番人気
ウィンターフェル(牡3、船橋・
川島正一厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒0(良)。
勝った
ステッペンウルフ及び2着の
ウィンターフェル、3着の
ホワイトヘッドは
羽田盃の優先出走権を獲得した。
【
御神本訓史騎手のコメント】
「今回初めて乗ったんですが、いい雰囲気の馬でした。すごく良いリズムで1コーナーに入れましたし、前に有力馬がいたので、それを見ながら4コーナーまで行きました。抜け出す脚は速かったんですが、抜け出したあとソラを使ってフワフワしたので、一生懸命追わないとという感じでした。
今日こういう(折り合う)競馬が出来ましたし、二千までは持ちそうなイメージなので、このあとのクラシック路線でも活躍してくれると思ってます」
【
佐藤賢二調教師のコメント】
「中間は思った通りの調教が出来たので、内心今日は勝ち負けと思ってました。-7kgでしたが、馬体の張りなど状態は良かったので、あとは御神本君に任せようと思いました。
速い馬がいるから3,4番手で折り合ってと御神本君には話していて、その通り上手く道中溜めて、終い弾けたので良かったです。次の
羽田盃も勝てるようビシッと仕上げて臨みたいと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)