「
高松宮記念・G1」(24日、中京)
3番人気の
ミスターメロディが好位から抜け出し、新ス
プリント王に輝いた。2着に一昨年の覇者で12番人気の
セイウンコウセイが、3着には17番人気の
ショウナンアンセムが入り、3連単は449万7470円の大波乱。なお、1番人気の
ダノンスマッシュは4着、藤田菜七子騎乗の
スノードラゴンは17着に終わった。
ミスターメロディの馬主である
グリーンフィールズ株式会社の清水一功代表(76)は、晴れやかな表情で表彰台に上がった。「(直線では)声が出ました。G1を勝つのは初めてですし、とてもうれしく思います」。東京馬主協会の名誉会長を務め、医師でもあるオーナーは、毎年のように海外のセリに出向き、夢を追い掛けてきたという。「スキャットダディの産駒ということもあり、種馬にしたいという思いが強かったので、本当に良かった」。既に海外から種牡馬としてのオ
ファーがあることを明かし、「
ジュライC(英G1・7月13日・ニューマーケット)への勧誘を受けましたが、また先生と相談して」と笑顔で締めくくった。
提供:デイリースポーツ