4月7日(日)、阪神競馬場の芝1600mで行われる
桜花賞。特別登録の段階で28頭と多頭数なので、
桜花賞への優先出走権を得ている馬か、収得賞金が上位でなければ出走が叶わない、レベルの高いレースとなっている。
エルフィンSを勝っている
アクアミラビリス(栗東・
吉村圭司厩舎)は、
M.デムーロ騎手が跨って、朝一番のCWコースでの併せ馬。
イージーマネーを追走していたが、向正面の時点で行きたがる素振りを見せると、鞍上は無理に抑えることなく、そのままのペースで走らせた。
よって、最後の直線は1頭のような形でゴールまで駆け抜けていった。時計は6F82.6〜5F67.2〜4F52.3〜3F38.7〜1F12.7秒。歩く姿を見ていても、素晴らしいバネを持っているように見えるが、その瞬発力をうまく活かせる競馬ができるかどうか。
フィリーズR10着後は栗東に滞在している
ホウオウカトリーヌ(美浦・
栗田徹厩舎)。こちらも朝一番のCWコースで、普段から一緒に調教している安田隆行厩舎の馬との併せ馬。先行した
スマートスリロスを追いかけて、最後は楽に先着。時計は6F82.0〜5F66.8〜4F51.9〜3F38.0〜1F12.6秒としっかり負荷をかけられている。
同じく朝一番のCWコースは
チューリップ賞3着で優先出走権を得た
ノーブルスコア(栗東・
藤原英昭厩舎)。
岩田康誠騎手が跨って、
ディープサドラーズを追いかけたが、仕掛けられるとしっかり伸びて、時計は6F83.6〜5F67.6〜4F51.9〜3F38.4〜1F12.4秒という内容だった。
(取材・文:井内利彰)