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桜花賞・G1」(4月7日、阪神)
卓越したスピードに、あふれんばかりの闘争心。4連勝中の2歳女王
ダノンファンタジーが27日、栗東CWで6F78秒4と抜群のタイムをはじき出した。スタートから鞍上が制御に困るほどの行きっぷりで、直線に入っても勢いは全く衰えない。最後も追われることなく、ラスト1Fは12秒8でまとめた。
何度か首を上げるなど、前進気勢が強過ぎるようにも映ったが、川田は「走りたい気持ちがだいぶ強いですが、これがいいガス抜きになってくれれば」と前向きに語る。猿橋助手も「攻め馬ではコントロールが難しいところはありますが、競馬ではうまく対応してくれますからね。順調に来ています」と納得の表情だ。決戦まであと10日を切った。戴冠へ向け、準備は着々と進んでいる。
提供:デイリースポーツ