すみれS2着の後は一旦放牧へ出された
アドマイヤジャスタ(栗東・
須貝尚介厩舎)。3月14日にノーザンFしがらきから栗東へ戻ってくると、
皐月賞(4月14日・中山芝2000m)に向けて調整を開始。今朝28日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した時間帯のCWコースへ
スワーヴアラミスとともに入場。
岩田康誠騎手を背に、追走する内容となったが、向正面では少し遅めのラップ。3コーナー手前からラップが速くなり、外を回る
アドマイヤジャスタには厳しい展開となった。
その分、最後の直線では内の方が手応え楽に見えたが、ゴール前になると、その脚色はむしろ逆。追われるとしっかり伸びた
アドマイヤジャスタが前へ出た状態でフィニッシュとなった。
時計は6F81.8〜5F66.4〜4F51.5〜3F37.8〜1F11.8秒。数字としては十分だし、併せ馬を追走して外を回る負荷がかけられている。ここ2戦は勝ち切れないレースが続いているものの、調教内容としては相変わらずしっかりとしている。
(取材・文:井内利彰)