「
桜花賞・G1」(4月7日、阪神)
感覚に少しのズレはあったが、鞍上の信頼は揺るがない。
フェアリーS1着以来となる
フィリアプーラは28日、丸山を背に美浦Wで
シークエル(4歳500万下)と併せ馬。5馬身ほど追走し、直線は内へ。終始馬なりだったが、最後は併入でフィニッシュした。
タイムは5F68秒8-39秒9-13秒0。鞍上は「思ったより反応していないし、追い切りでは動かないのかな?」と苦笑いを浮かべつつも、「前走も返し馬に行ったら別馬のようだったし、芝が好きなんでしょう。競馬に行っていいタイプ」と意に介さない様子だ。
追い切りパートナーに騎乗していた菊沢師は「折り合いと、馬のそばで我慢させることを復習させた。小さい馬だけどバネがあってコントロールが利く馬」と、動きを間近でチェック。改めて、その素質の高さにほれ込んでいた。
提供:デイリースポーツ