デビューから3連勝でGIを制した
サートゥルナーリア(栗東・角居勝彦厩舎)。今朝3日は朝一番のCWコースで
皐月賞(4月14日・中山芝2000m)に向けた1週前追い切りを行っている。
今回は初騎乗となる
C.ルメール騎手が手綱を握るということもあり、ジョッキーが跨っての併せ馬。
レッドウィズダムを追いかける内容だったが、向正面で他厩舎の単走追い切りが絡んでくるような展開になった。
しかし、そんなこともお構いなく、自分のペースで走れている。4コーナーから最後の直線での雰囲気もすごく良くて、並びかけるまでの走りも安定している。このあたりは2歳時よりも良くなっている印象を受ける。
最後の直線は鞍上が持ったままで、勝手に前を追い抜いて突き放していく。そんな感じの走りで。時計は6F81.6〜5F66.6〜4F52.1〜3F38.0〜1F11.7秒で全体も終いも速い数字。初コンビも相性は全く問題なさそうだし、馬自身は週を追うごとにエンジンが温まってきたという感じ。
まだまだこの先、良くなっていくのだろうなというイメージを残しつつ、現状でレースに出走しても十分という態勢は整っている。
(取材・文:井内利彰)