「
皐月賞・G1」(14日、中山)
京成杯勝ち馬の
ラストドラフトが4日、新コンビを組むシュタルケを背に軽快な動きを見せた。美浦坂路からWコースへ移動すると、
クロフネフリート(8歳障害オープン)を4、5馬身後方から追い掛けてスタート。徐々にペースを上げて直線で内に潜り込み馬体を並べると、楽な手応えのまま、鋭い反応で脚を伸ばして1馬身先着でフィニッシュ。馬なりで6F80秒5-38秒1-13秒1をマークした。
鞍上は「(父の)
ノヴェリストもよく知っているが、すごく似ている。馬の後ろで
リラックスして走れていたし、最後もいい脚を使ってくれた。とても乗りやすいね」と好印象。動きを見届けた戸田師も「一体感があってジョッキーとの相性は良さそう。折り合っていたし、抜け出すときの反応も良かった」と納得の表情だった。
前走の
弥生賞は7着に敗れたが、11年
桜花賞馬の
母マルセリーナから受け継いだ潜在能力は相当なもの。大舞台での巻き返しがあっても驚けない。
提供:デイリースポーツ