3月30日にドバイのメイダン競馬場で行われた
ドバイターフ(G1・芝1800m)に3年連続で出走し、2着した
ヴィブロス(牝6、栗東・
友道康夫厩舎)は、予定通りこれがラストランとなり引退する。今後は北海道安平町のノーザン
ファームで繁殖牝馬となる予定。
ヴィブロスは
父ディープインパクト、
母ハルーワスウィート、
その父Machiavellianという血統。きょうだいには、同じ友道調教師、佐々木主浩オーナーが管理するGI馬
シュヴァルグラン、
ヴィルシーナがいる。
2歳時の2015年10月にデビューすると、翌2016年の
秋華賞を優勝。GIの舞台で重賞初制覇を飾った。その後、海外初挑戦となった2017年の
ドバイターフでは、5番人気ながらいきなり快勝し、GI・2勝目を挙げる。
それ以降は勝ち星から遠ざかるものの、昨年の
ドバイターフ、
香港マイルでは2着に入り、海外では通算4戦1勝、2着3回とすべて連対する目覚ましい活躍を続けてきた。通算成績は17戦4勝(うち海外4戦1勝)。