設立当初は、ダービーを断念したマイラーなどが集うレースだったが、
NHKマイルカップが創設されたことにより、4月に移設。1〜3着馬までに同レースへの優先出走権が付与される
トライアル競走として生まれ変わり、昨年は本レース2着
ケイアイノーテックが
NHKマイルカップを制している。
中山競馬場で行われた過去10回で1〜3番人気馬は7勝2着5回3着3回と平穏な傾向だが、一昨年は12番人気の
ジョーストリクトリが勝って、2着に8番人気の
メイソンジュニア。馬連でも3万円近い配当となっている。
出遅れながらも32秒9の末脚で相手をねじ伏せた◎
ヴィッテルスバッハの前走は強かった。2着馬とはクビ差だったが、3着以下には4馬身の差をつけており、能力の差を見せ付けた格好だ。中山競馬場の芝1600m戦は初勝利を飾った縁起の良い舞台。重賞初勝利の期待がかかる。
コスモス賞2着、東京スポーツ杯2歳S2着○
アガラスが巻き返しを狙っている。遠征した
きさらぎ賞はプラス12キロの馬体重で思うように動けなかったが、東京スポーツ杯は強力メンバーを相手に最速の上がりタイムで2着。200mの距離短縮を味方にしたいところだ。
函館2歳S3着、
京王杯2歳S3着の▲
カルリーノが連闘で挑んできた。使える脚が短いので勝ちきれないレースを続けているが、
ジュニアカップでクビ差2着なら展開ひとつで食い込むことは可能と判断する。
先行力のある△
ワイドファラオ、△
メイショウショウブや、逆に末脚魅力の△
アンクルテイオウ、
芙蓉S優勝の
ミッキーブラックなども侮れない存在だ。