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【大井・東京スプリント】藤田菜七子騎手×コパノキッキングら中央馬5頭と年度代表馬キタサンミカヅキら地方馬11頭が激突/地方競馬見どころ

  • 2019年04月10日(水) 15時41分
 本日10日に大井競馬場で行われる東京スプリント(4歳上・ダ1200m・JpnIII・1着賞金2700万円)にフルゲートの16頭が出走する。過去10年のうち9戦は中央馬に軍配があがっている一戦に、今年は重賞初制覇にも注目が集まる藤田菜七子騎手鞍上のコパノキッキングら中央馬5頭、昨年度のNARグランプリ年度代表馬に輝いたキタサンミカヅキら地方馬11頭が顔を合わせた。

 重賞初制覇にも注目が集まる藤田菜七子騎手とコンビを組むコパノキッキング(セ4、栗東・村山明厩舎)は、今回が地方初出走。昨年秋から、重賞2勝を含む4連勝を挙げており、そこから菜七子騎手と初コンビとなったフェブラリーSでは、道中最後方から追い込んでの5着となった。脚質にも幅があり、実績のある1200m戦で地方でも重賞制覇を狙う。

 昨年は、JBCスプリントで地方馬最先着の3着や、東京盃優勝などの活躍を見せ、NARグランプリ年度代表馬に選出されたキタサンミカヅキ(牡9、船橋・佐藤賢二厩舎)は、昨年このレースの2着馬。大井1200m戦ではこれまで6戦(すべて重賞)して4勝と相性も抜群。近2走は中央でコパノキッキングらに先着を許しているが、得意の舞台で逆転し年度代表馬の意地を見せられるか。

 武豊騎手が騎乗するヒロシゲゴールド(牡4、栗東・北出成人厩舎)は、目下3連勝中で初の重賞に出走する上がり馬。その3戦はすべて持ち前の先行力で、他を寄せ付けない逃げ切り勝ちを収めている。去年このレースで逃げ切り勝ちを収めた鞍上を背に、大井1200mと相性の良いサウスヴィグラス産駒が4連勝で重賞初制覇を狙う。

 前走のジャニュアリーSを、直線大外に持ち出し他馬をごぼう抜きしたホウショウナウ(牡4、栗東・河内洋厩舎)は、1400m以下では5戦5勝と底を見せていない。ここ2戦は上がり最速を叩き出しているだけに、直線の長いこの舞台もプラスに働くはず。

 ここ4戦で馬券圏内を外していないキャンドルグラス(牡5、船橋・川島正一厩舎)は、まだ重賞制覇はないものの、前走のフジノウェーブ記念で昨日行われたブリリアントCの勝ち馬、キャプテンキングの2着に入っている。今回は最内枠からの発走でうまく立ち回り、地方勢久々の勝利に期待したいところ。

 他にも、前走のフジノウェーブ記念4着が移籍初戦となったショコラブラン(牡7、大井・藤田輝信厩舎)や昨年の北海道スプリントカップを制したテーオーヘリオス(牡7、栗東・梅田智之厩舎)らも出走する。

 15:30時点でのオッズは以下の通り。発走は20:10。現時点で天候は雨、馬場は不良となっている。

※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 コパノキッキング 藤田菜七子 1.9
2 ヒロシゲゴールド 武豊 3.1
3 ホウショウナウ M.デムーロ 5.1
4 キタサンミカヅキ 森泰斗 10.2
5 キャンドルグラス 御神本訓史 29.6
6 テーオーヘリオス 浜中俊 35.1
7 ショコラブラン 戸崎圭太 43.3
8 アシャカダイキ 松岡正海 46.2
9 アクティブミノル 三浦皇成 88.5
10 ナチュラリー 笹田知宏 150.2
11 マッチレスヒーロー 的場文男 205.4
12 サトノタイガー 岡部誠 344.8
13 ジョーオリオン 橋本直哉 359.1
14 アンサンブルライフ 繁田健一 373.1
15 ゴーディー 安藤洋一 437.4
16 マイネルルークス 今野忠成 504.2

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