13日、中山競馬場で行われた
中山グランドジャンプ(4歳上・JGI・障害4250m)は、好位で各障害をクリアしていった
石神深一騎手騎乗の1番人気
オジュウチョウサン(牡8、美浦・
和田正一郎厩舎)が、最後の3コーナーで先頭に立つと、直線の最終障害を越えて後続を突き放し、2着の6番人気
シンキングダンサー(牡6、美浦・
武市康男厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分47秒6(良)。
さらに7馬身差の3着に4番人気
マイネルプロンプト(セ7、栗東・
坂口智康厩舎)が入った。なお、3番人気
タイセイドリーム(牡9、栗東・
矢作芳人厩舎)は5着、2番人気
ニホンピロバロン(牡9、栗東・田所秀孝厩舎)は6着に終わった。
また、9番人気
シゲルボスザル(牡5、栗東・
谷潔厩舎)、10番人気
トーアツキヒカリ(セ5、美浦・藤原辰雄厩舎)は落馬のため競走を中止。完走は11頭中9頭となった。
勝った
オジュウチョウサンは、
父ステイゴールド、
母シャドウシルエット、
その父シンボリクリスエスという血統。前日時点で単勝オッズ1.0倍、レース当日も1.1倍からほぼ動かないというファンからの圧倒的な信任に応え、
中山グランドジャンプ4連覇を達成した。
同馬はこれでJGI・6つを含む障害重賞11連勝。同一重賞4連覇は、平地も含めて
JRA史上初。大障害コース6勝は
バローネターフを超える単独最多の記録。また、鞍上の
石神深一騎手はJGI・7連勝となった。