阪神11Rの第28回
アーリントンカップ(3歳GIII・芝1600m)は12番人気
イベリス(
浜中俊騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒2(良)。クビ差の2着に7番人気
カテドラル、さらにアタマ差の3着に11番人気
トオヤリトセイトが入った。
イベリスは栗東・
角田晃一厩舎の3歳牝馬で、父
ロードカナロア、
母セレブラール(母の
父ボストンハーバー)。通算成績は6戦3勝。
〜レース後のコメント〜
1着
イベリス(
浜中俊騎手)
「良いペースで行けて、よく粘ってくれました。具合は良いと陣営から聞いていました。前走は控えて良くなかったので、ハナに行きました。気合いも良く、道中も良い形で進めて、よく踏ん張ってくれました」
2着
カテドラル(A.シュタルケ騎手)
「ゲートの中で前かきをして遊んでいたので、スタートのタイミングが合いませんでした。それが逆に良かったのかもしれません。馬群の中に入って、
リラックスして自分のリズムで行けました。直線では前が開くまで、待たなければいけませんでしたが、逆に脚が溜まっていました。最後は良い脚を見せてくれました。素晴らしい馬です。これからも楽しみな1頭です」
3着
トオヤリトセイト(
福永祐一騎手)
「初めての1600mでもよく頑張ってくれました。良い形で回って来てくれましたし、突き抜けるかと思ったぐらいです。それでもまだまだ良くなる馬だと思います。今日は力のある所を見せてくれました」
4着
ニシノカツナリ(
武藤雅騎手)
「なかなか前が開きませんでした。早く踏んで行きたかったのですが、踏み遅れてしまいました。脚を使ってくれましたし、惜しい競馬でした」
5着
ユニコーンライオン(
岩田康誠騎手)
「力のある所を見せてくれました。直線ではジリジリと伸びてくれましたが、シュッと行けるようになれば、さらに良い勝負をしてくれると思います」
6着
ミッキーブリランテ(
坂井瑠星騎手)
「
テンションが高く、道中は行きっぷりが良すぎてうまくコントロールできませんでした。その辺りが改善されれば重賞でもやれると思います」
7着
ロードグラディオ(
藤岡佑介騎手)
「安定した立ち回りで上手にレースを運んでくれました。勝ち馬から大きく負けていませんし、成長の余地は十分にある馬です」
8着
ヴァルディゼール(
北村友一騎手)
「イメージをしたようなポジションで道中は進められました。馬はゲート裏でも、前走より大人しくしていました。元々エンジンの掛かりが遅い馬で、今日は馬込みということもあって、直線で追ってから反応できませんでした。エンジンが掛かりそうな所で他の馬に来られて、ブレーキをかけることになり、厳しかったです」
9着
ヴァンドギャルド(M.デムーロ騎手)
「スタートから大変でした」
10着
ミッキースピリット(
松山弘平騎手)
「ペースが遅かったので、もう一つ前のポジションを取りたかったです。これからさらに成長してくれる馬だと思います」
11着
ヤマニンマヒア(
武豊騎手)
「折り合いはつきましたけど、あまり反応してくれませんでした」
12着
サンノゼテソーロ(
津村明秀騎手)
「初戦よりピリピリして、競馬を分かってきた感じでした。レースでは落ち着いていましたが、トモが頼りない感じです。何度も手前を替えて、キャリアの浅さが出ました。まだ良くなると思いますし、悲観する内容ではないと思います」
16着
フォッサマグナ(C.
ルメール騎手)
「残念ながら息が入りませんでした。ずっと引っ掛かっていましたし、最後はガス欠になりました」
17着
ジゴロ(
幸英明騎手)
「道中は良く、直線に向いて反応もしてくれました。最後止まったのは、適性よりも久々の分かもしれません」
ラジオNIKKEI