14日、中山競馬場で行われた
皐月賞(3歳・牡牝・GI・芝2000m)は、中団でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
サートゥルナーリア(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線で内の4番人気
ヴェロックス(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)、3番人気
ダノンキングリー(牡3、美浦・
萩原清厩舎)と激しく競り合い、この争いをわずかに制して優勝した。勝ちタイムは1分58秒1(良)。
2着はアタマ差で
ヴェロックス、3着はさらにハナ差で
ダノンキングリーとなった。なお、2番人気
アドマイヤマーズ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)は
ダノンキングリーから2馬身差の4着に終わった。
勝った
サートゥルナーリアは、父
ロードカナロア、
母シーザリオ、
その父スペシャルウィークという血統。これで新馬戦、萩S、
ホープフルSに続く無傷の4連勝。審議対象になってしまったのは残念だったが、3冠馬
ディープインパクト以来14年ぶりの
皐月賞無敗制覇を達成した。
明け3歳初戦での
皐月賞Vは史上初で、
母シーザリオ、兄
エピファネイアとの母仔・兄弟クラシック制覇も達成。また、鞍上の
C.ルメール騎手はこれで5大クラシック完全制覇を果たした。
【
C.ルメール騎手のコメント】
2週連続でとても凄い馬に乗せていただいて嬉しいです。(道中は)良いポジションを取ることができ、馬も
リラックスしていました。(直線での競り合いは)彼にとって初めてで、スタンドの前でも物見をしてしまいましたが、ゴールまで頑張ってくれました。今日は休み明けでしたので、ダービーでもっと良くなると思います。
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皐月賞ダイジェスト>
※
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