中山11Rの第79回
皐月賞(3歳GI・芝2000m)は1番人気
サートゥルナーリア(C.
ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒1(良)。アタマ差の2着に4番人気
ヴェロックス、さらにハナ差の3着に3番人気
ダノンキングリーが入った。
サートゥルナーリアは栗東・角居勝彦厩舎の3歳牡馬で、父
ロードカナロア、
母シーザリオ(母の
父スペシャルウィーク)。通算成績は4戦4勝。
〜レース後のコメント〜
1着
サートゥルナーリア(C.
ルメール騎手)
「直線で先頭に立つと、スタンドを見て内へもたれてしまいました。でも、凄く良い反応をしてくれました。ずっと良い感じでした。
ホープフルSも凄く強い勝ち方でしたし、調教も凄く良かったので、自信を持って乗りました。今日は休み明けで100%のコンディションではなかったですし、ダービーではトップコンディションで臨めると思います」
(角居勝彦調教師)
「嬉しいですね。道中は掛かることなく、良いポジションにつけているなと思って見ていました。(直線の競り合いは)高い能力はあると思っていましたが、あれだけの激しいレースをした事がなかったですし、馬が戸惑っていたのかもしれません。(
シーザリオの子供がGIをまた勝って)日本を代表する血脈になってくれたのかなという気持ちです。レースで結果を出してくれるのがお母さん譲りなのかなとも感じます。(ダービー2400mについて)調教のしやすい馬ですし、掛かることもありませんから、距離の壁はないと思っています」
2着
ヴェロックス(
川田将雅騎手)
「凄くスムーズな競馬で、全力で走ってくれました。強い勝ち馬を相手に、あそこまで差をつめてくれました。ダービーで逆転できるように、時間を過ごしていきたいと思います」
3着
ダノンキングリー(
戸崎圭太騎手)
「調子は良かったです。道中一生懸命になりすぎる所はありましたが、我慢はきいていましたし、直線も内から上位2頭に食らいついていきました」
4着
アドマイヤマーズ(M.デムーロ騎手)
「4コーナーでもう少し早めに行きたかったです。よく頑張っています」
6着
タガノディアマンテ(
田辺裕信騎手)
「雨でも降って馬場が渋ってくれれば良かったのですが...。よく伸びていますが、前が止まりませんでした」
9着
ダディーズマインド(
宮崎北斗騎手)
「ここへきて、馬が成長してきました。このメンバーに入っても恥ずかしくないですし、この先が楽しみです」
10着
ナイママ(
柴田大知騎手)
「走りが良くなってきています。最後までしっかり伸びていますし、これからまだまだ変わってくるでしょう」
12着
シュヴァルツリーゼ(
石橋脩騎手)
「ポジションが取れず、外を回すよりはと思い、インにこだわりました。最後も間を割ろうとしたのですが、それが裏目に出てしまいました」
13着
ファンタジスト(
武豊騎手)
「終わってみれば距離ですね。今日のメンバーで良馬場で、2000mだと、これくらいではないでしょうか」
14着
サトノルークス(
池添謙一騎手)
「ペースが速く、いつものポジションが取れませんでした。最後もジリジリきてはいますが、最初の位置取りが影響しました」
15着
メイショウテンゲン(
三浦皇成騎手)
「ゲートは上手く出ましたがダッシュがつかず後方からになりました。最後地力だけで追い込んできていますが...」
17着
ニシノデイジー(勝浦正樹騎手)
「コーナーで内に入れられず、向正面でぶつけられてしまいハミを噛んでいました。スムーズでなかったにせよ負けすぎです。申し訳ないです」
18着
ランスオブプラーナ(
松山弘平騎手)
「この馬の競馬はすることができました。レース間隔は詰まっていましたが、状態はさらに上がっていました。ただ前回と比べて相手が相手ですし、流れもきつかったです」
ラジオNIKKEI