21日に東京競馬場で行われる
フローラS(3歳・牝・GII・芝2000m)。
シンザン記念では4着に入った
パッシングスルー(牝3、美浦・
黒岩陽一厩舎)が、新馬戦を制した東京の舞台で2勝目を狙う。
【
黒岩陽一調教師】
「2週前、1週前としっかり追い切っていますし、力強い動きでした。前走(
シンザン記念・GIII・4着)は柔らかくて走りづらそうな馬場だったことが敗因の1つだと思います。前走後は良化がスローでしたので、視野に入れていた
フラワーCをやめてジックリ乗りこんできました。まだ毛が長くて良化の余地はありますが、予定通り調整できています。
落ち着きがありますので、距離が延びても対応できるのではないでしょうか。実績のある東京に替わりますし、確実な末脚があるので、楽しみです」
(取材:佐々木祥恵)