前走
阪神牝馬Sは1番人気に支持されるも消化不良のレースに終わってしまった
ラッキーライラック(栗東・
松永幹夫厩舎)。前走後は少しだけノーザンFしがらきへ放牧へ出されており、4月19日に栗東へ帰厩している。
今朝24日は次走予定の
ヴィクトリアマイル(5月12日・東京芝1600m)に向けた2週前追い切り。一応、
リオンリオンとの併せ馬ということだったが、馬場へ入って、2頭の間隔が5秒以上あり、見ていた
松永幹夫調教師も「併せ馬にならなくてもよいと指示していたので」ということで、今回の追い切りは単走という判断でよいだろう。
ただ、前を目標にするように道中から早目のラップを踏んでいき、スピード感は十分。気分よく走れたという意味ではいい内容だったし、最後までしっかりと追われていた。
時計は6F80.4〜5F65.0〜4F51.4〜3F38.2〜1F12.9秒。これだけ速い数字を出せたことがなによりだし、巻き返しに向けて、着々と準備を進めているといった感じがする。
(取材・文:井内利彰)