24日、
大井競馬場で行われた第64回
羽田盃(3歳・ダ1800m・1着賞金3500万円)は、中団でレースを進めた
御神本訓史騎手騎乗の1番人気
ミューチャリー(牡3、船橋・
矢野義幸厩舎)が、直線で外に出して一気に突き抜け、2着の2番人気
ウィンターフェル(牡3、船橋・
川島正一厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分53秒5(良)。
【
御神本訓史騎手のコメント】
「スタッフの皆さんが休み明けでもしっかり仕上げてくれたので、
ミューチャリーもそれに応えてくれたのだと思っています。
いつも前半は前に行けないんですが、
雲取賞よりスタートから流れていたので、直線を向けば持ち味の末脚を使えると思っていて、あとは進路がどうかなと考えていました。思った以上の着差でしたが、本当に良い内容だったと思います。後ろから来るのはどの馬かなと考えたんですが、いないとわかっても最後まで気を抜かせずに追いました。
(次走
東京ダービーについては)距離の心配はありませんが、なるべくフェアな馬場状態になって欲しいなと思います」
【
矢野義幸調教師のコメント】
「一番人気でしたからホッとしました。強かったですね。
直線で伸びてくるとは思ってましたが、(前が空いた)終い1ハロンでどれだけの脚を使ってくれるかなと見ていました。今日の状態は前走と変わりありませんでしたが、ともかく、体重を維持するために間隔を開けたというところです。
次のダービーに向けて、また精一杯やっていきます。応援よろしくお願いします」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)