「NHKマイルC・G1」(5日、東京)
単勝1・5倍の断然人気に支持された
桜花賞馬を悪夢が襲った。
グランアレグリアは好位の4番手につけたが、序盤に頭を上げて行きたがる。直線では外に斜行して
ダノンチェイサーの進路を妨害。4位に入線したが、5着に降着となった。
ルメールは「スタートがあまり良くなかったし、前半に行きたがっていた。直線で疲れてしまいました。もう少し
リラックスして走れないと…」と青ざめた表情で振り返る。藤沢和師は「スムーズに抜け出せると思っていたけど、外に出すときにごちゃついた」とぶぜんとした表情だったが「それでも男馬相手に5着だからね。また頑張ります」と気を取り直していた。
ここまでG1・3連勝と絶好調だったルメールだが、11日から26日までの開催日6日間の騎乗停止処分を受けた。3月2日にも不注意騎乗による騎乗停止処分を受けたにもかかわらず、短期間に同様の騎乗を繰り返し行ったことが考慮された。
このため、予定していた
ヴィクトリアマイル(12日・東京)の
ノームコア、
オークス(19日・東京)の
コントラチェック、2冠が懸かるダービー(26日・東京)の
サートゥルナーリア、
目黒記念(同日・東京)の
ブラストワンピースに騎乗できなくなった。なお、
コントラチェックと
サートゥルナーリアは所属するキャロットクラブのホームページによると、レーンで調整中。
提供:デイリースポーツ