今年の
皐月賞馬
サートゥルナーリアが挑む、“無敗のダービー馬”への道。ここでは、その可能性を「血統」、「
皐月賞組の戦績」、「厩舎の実績」という3つのポイントから解説。最終回の今回は「厩舎の実績」にスポットを当て、キャリアと過去の実績から検証していきます。
【厩舎実績から探る可能性】
ここまで『血統』、『
皐月賞組の戦績』から、
サートゥルナーリアの
日本ダービーにおける可能性を述べてきましたが、もうひとつ強力な後押しがあります。それは、
サートゥルナーリアが角居勝彦厩舎所属であることです。
2021年の2月に調教師を引退する角居師は過去8頭を
日本ダービーに出走させ、2007年に
ウオッカで64年ぶりとなる牝馬によるダービー制覇を達成。
エピファネイア(2014年2着)、
ヴィクトワールピサ(2010年3着)など管理馬の好走が目立ちます。
日本ダービーをはじめとした3歳クラシックGI5レースのうち、すでに
皐月賞、
日本ダービー、
菊花賞、
オークスの4つのタイトルを手にしており、
サートゥルナーリアが
日本ダービーを勝利するのに実績十分な厩舎であるといえます。
サートゥルナーリアの兄である
エピファネイアで2着、
リオンディーズで5着、
母シーザリオで
オークス優勝というこれまでの実績からも、ダービー制覇には兄弟や母の悲願が、そして名門角居厩舎による”牡馬によるダービー初勝利”という期待がかかります。
元号が平成から令和に変わり、最初の
日本ダービーにふさわしい”スターホース候補”として出走する
サートゥルナーリア。血統や過去の実績といったデータの後押しを受けて、第86代
日本ダービー馬の称号を無敗で手にすることになるのか。発走は、令和元年5月26日(日)15時40分です。
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