5月26日(日)は東京競馬場で
日本ダービー(芝2400m)が行われる。5月22日のnetkeiba.comの予想単勝オッズで1番人気の
サートゥルナーリア(栗東・角居勝彦厩舎)は、今朝一番のCWでレースに向けた最終追い切りを行っている。
多くの報道陣が見守る中、
タニノフランケルを追走する内容。2馬身ほど後ろだったが、折り合いを欠くようなことはなく、スムーズに追いかけていく。
3コーナーから4コーナーで差を詰めていき、完全に射程に入った位置で最後の直線へと向いてくる。並びかけるまでが楽だったので、見た目にも楽々と先着するだろうなといった感じだったが、圧巻は残り100mほどからの伸び。
仕掛けられて、矢のように伸びる鋭さは前走時と同様かそれ以上といった感じ。時計は6F83.0〜5F67.8〜4F52.8〜3F38.8〜1F11.5秒と全体の数字は前走時の最終追いよりも速くなった。あとは初めての東京競馬場でいつもの自分を見失うようなことがなければ、無敗の二冠馬誕生というシーンは十分に考えられるだろう。
(取材・文:井内利彰)