26日、東京競馬場で行われた
日本ダービー(3歳・牡牝・GI・芝2400m)は、逃げ馬から離れた2番手でレースを進めた
浜中俊騎手騎乗の12番人気
ロジャーバローズ(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線に入って抜け出し、外から差を詰める3番人気
ダノンキングリー(牡3、美浦・
萩原清厩舎)をクビ差振り切り優勝した。勝ちタイムは2分22秒6(良)。
さらに2.1/2馬身差の3着に2番人気
ヴェロックス(牡3、栗東・
中内田充正厩舎)が入った。なお、1番人気
サートゥルナーリア(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)は
ヴェロックスと1/2馬身差の4着に終わった。
勝った
ロジャーバローズは、
父ディープインパクト、
母リトルブック、その父
Librettistという血統。単勝オッズ12番人気という評価を見事に覆し、2016年生まれのサラブレッド7071頭の頂点に立った。鞍上の
浜中俊騎手はこれがダービー初制覇。また、本馬を管理する角居勝彦調教師は2007年の
ウオッカ以来、2度目のダービー制覇となった。
【
浜中俊騎手のコメント】
びっくりしています。最後は必死で、ちょっと残っているんじゃないかなと思いながらも(勝ったかどうかは)わかりませんでした。
(道中は)
ロジャーバローズとしてはある程度ペースが速くなった方が良かったので、思っている中で一番良い展開でした。(直線では)後ろは待たずに差されてもしょうがないという気持ちで追い出しにいきました。最後まで辛抱してくれて、本当に走り尽くしてくれたという思いがします。
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日本ダービーダイジェスト>
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